めんへら子的「日々是躁鬱」

思いつくまま、さくさく言葉を走らせる。

スマホばっかりいじりやがって!

表題は近頃の若者についてである。
いやお前も近頃のスマホポチポチ野郎じゃないかって?
ごもっともです、ごめんなさい。
しかし今日は、この問題について書いてみようと思う。

街中には、スマホをいじる人間が溢れてる。
電車でもスマホ、バスでもスマホ、喫茶店でもスマホ、どこかしこもスマホ人間だらけだ。
一部の人は、これを異常な光景と評する。

私もそう感じる。
一体この社会はどこへ向かっていくのだろう、情報化の流れはどこまで進めば気が済むのだろう、だれか止めようとはしないのだろうかと、スマホをぽちぽちしながら考えている。

しかし、である。
スマホをいじる人間が増えたからと言って、それは本当に問題なのだろうか?
問題でないとしたら、私達は一体どこに危機感を感じているのだろうか。
(駅のホームでスマホに夢中になってて電車にドカーンとかブルーライトで不眠、みたいな物理的な意味での問題は考えないこととする。)

だってひと昔の電車内だって、本を読んでる人とかウォークマンで音楽を聴いてる人とか新聞読んでる人とかでいっぱいだったんでしょ。
現代はその役割が全てスマホに移っているだけで、人々がやっていることは根本的に変わらないのかもしれない。

じゃあなぜ?
じゃあなぜ、私たちは人々の「スマホ人間」化を問題としたがるのだろう?

冷静になって考えると、スマホを頻繁に利用することがそんなに悪いとも思えないのだ。さっきも書いたけど、昔の人とやってることはおなじ、ただスマホという機器を手に入れただけの話。でしょ?

…うーん。
……うーん。
………うーん。


これは仮説なんだけど、スマホの何が問題かなんて、脳科学者とかならともかく、そのへんで「最近の若者は!!」とプンプン怒ってるおばちゃんには答えられないと思うの。
なのに何となくスマホはいけないものな感じがする。

それって、全員が(一見)同じ行動をしていることに対する一種の本能的な嫌悪感みたいな物じゃないのかなって。

ニュース読んでる人も音楽聴いてる人もヌード写真見てる人も(!?)傍から見れば全員同じ格好で同じ行動をとっているだけ。きっとこれ、この光景が人々に不安感を与えているだけなんだろうな。


だから皆さん!スマホは別に悪いものじゃないのよ!
もっと堂々と積極的にぽちぽちしていこうね!(あれ?今回の記事ってこんな趣旨だっけ……)


まあともかく、私はスマホの利用を控えようと思います。
その理由、スマホやインターネットの真の害についてはまた次回。

終わり。